2009/01/18

No Self Control

ブログを休んでいた昨年11月からの雑感。

ちょうど熊本の実家にいる間に、オバマ政権が誕生し、コムロが逮捕された。

この2つはまったく関連しない出来事だし同じ土俵で比べるものでもないけれど、ほぼ同時期だったのとその時の自分のメンタルな状態がシンクロナイズドされたせいか、象徴的な事件として刻み込まれることになった。大げさに言うと、20世紀から21世紀へのバトンタッチくらいのインパクトがあった。コムロにはまったく思い入れはないし、TMネットワークの「セルフ・コントロール」という曲が当時好きだった程度で、全盛期はスルーしていた。結局、本人が自己制御できなかったというか。

速水健朗さんのエントリー、小室哲哉の名言「今年はレイヴが来る」を振り返る - 【B面】犬にかぶらせろ!がいろんな意味で面白かった。コムロの音楽は白いという印象は常にあったし、ユーロビートやハイネナジー(クラブではなく80's和製ディスコの文化)がコムロのルーツの1つだろう。エイベックスとの二人三脚的な関係も、90年代のトイズファクトリーにはミスチルやスピードがいたからNinja TuneやMo'WaxやMuroがリリースできたという話と同じで、洋楽と邦楽、コアとマスの関係(音楽的にも人脈的にも切断されている状況)がエイベックスにもあったと思う。そういえば、シスコもなくなってしまった(実店舗がなくなった時ほどのショックはなかった)。

先日、久しぶりに渋谷を散策した。クアトロはブックオフになり、そこから旧HMVがあったパチンコビルを抜けて、Bunkamura通り(旧・東急本店通り)に出ると、ヤマダ電機のLAVIがそびえている。渋谷の郊外化が進んでいる。そう思うと、副都心線の渋谷駅ホームがグレー一色で寒々しく見えるのも、狙ったワケじゃないだろうけど妙にシックリ来る(案内標識=サイン計画は素晴らしい、あのくらいデカいピクトグラムでちょうどいいと思う)。個人的に好きだった、あるいは馴染んでいた渋谷はもうないんだなーという実感。でも感傷ではなくフラットに受け止めている。街ってセルフ・コントロールできないもんね。

帰省している時、地元中心部のドラッグスーパー(スーパードラッグ?)の充実、その反面、下通りの紀伊国屋が閉店、下通り〜新市街にあった映画館がいくつかつぶれ、ヤマダ電機の大型店が郊外に出来たりと、ショッピングモール文化に地方都市が浸食されているのをまざまざと感じた。一方で、上通りの端っこに個人オーナーの店が増えているみたいで、そのエリアは歩いてても風通しが良くて、レゲエ専門のレコードショップを発見したりも(時間が合わず訪れることができなかったが)。ドーナツ化現象とそれに比例して地価が安くなった都市中心部で、昔からやってる老舗店とオルタナな店が肩を並べるという、アバウトで図式的な印象だけどそんな構図にちょっとだけ希望を覚える。

あと、11月からiPhoneを使い始めた。今ではなくてはならない存在になったが、また別のエントリーにて。

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