2008/10/03

Greatest Movies of All Time



イギリスの映画雑誌「エンパイア(Empire)」がThe 500 Greatest Movies of All Timeという特集を組んでいる(それぞれレビューへのリンクあり)。ベスト10はこちら

ちょうど2004年のアニメの立ち位置というエントリーで、日本のアニメーションが海外でどう評価されているのか?について触れたので、日本映画をリストから抜き出してみた(点数はレビュアーによる)。

050位:Seven Samurai「七人の侍」5点
067位:Tokyo Story「東京物語」5点
095位:Yojimbo「用心棒」5点
230位:Howl’s Moving Castle「ハウルの動く城」3点
235位:Battle Royale「バトル・ロワイヤル」4点
275位:My Neighbour Totoro「となりのトトロ」
283位:Ran「乱」5点
290位:Rashomon「羅生門」4点
339位:Spirited Away「千と千尋の神隠し」5点
340位:High And Low「天国と地獄」4点
440位:Akira「AKIRA」4点
459位:Ikiru「生きる」5点
488位:Princess Mononoke「もののけ姫」4点

黒澤明、強し。ランク入りした作品数の多さで次が宮崎、小津と深作と大友が一点づつ。「バトル・ロワイヤル」ってイギリスでこんなに認知されてたのか。「千と千尋の神隠し」より「ハウルの動く城」が人気がある結果になっているが、レビューでは逆の評価。

アメリカのレビューポータル、ROTTEN TOMATOESのオールタイムベスト100はこちら。「トイ・ストーリー2」が一位というのは謎・・。ここでも黒澤は「七人の侍」と「羅生門」がランクイン。米英でのキューブリックは、「2001年宇宙の旅」でも「時計仕掛けのオレンジ」でもなく、「博士の異常な愛情」が一番評価が高いというのも初めて知った。

ランキングは相対的評価で絶対的なものではないので、あくまで目安として。

「コッポラの胡蝶の夢」を早く観に行かなくちゃ。

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