2009年・個人的にお世話になった音楽BEST 10+1
年間ベストみたいなまとめが苦手な移ろいやすい人間で、ゼロ年代総括なんて現時点ではとてもムリなので(ゼロ年代ってこんなのもあったんだ!と今頃発見してる最中でもあり)、2009年、ヘヴィロテだったり心に残った音楽、未来を感じた音楽を書いてみます。日に日にクラブ・ミュージック的なものからは遠ざかりつつありますが、こうして並べると、基本はジャンクでポップな変態音楽が好きなんだなと改めて再認識。ホントは固有名詞ではなくて、TwitterとUstreamで形成されるプロもアマもごった煮状態になった公共圏の盛り上がりが2009年一番ホットだった、と掛け値なしに思います。
BEST 6 - 11(*順不同)
'Ensembles '09' by 大友良英 at 旧フランス大使館/「No Man's Land」展 2009.12.27
Twitter的な非同期ライヴ。モダニズムな建築空間との対話。2009年最後にやっと観れました。
http://www.ima.fa.geidai.ac.jp/memento/event.htm
http://www.ensembles.jp/
'Nobody (River Of Tin)' by Scott Tuma
こんな声を聴いたことはない気がします。ノーマンズランドに佇むノーバディの音楽。
http://www.myspace.com/scotttuma
'High With A Little Help From' by Carlos Niño & Friends
羊水の中に浸るような不定形のアモルファスなアンビエンス。とにかく良い音、良い響きが詰まっています。
http://bls-act.co.jp/music/1809
'アワーミュージック' by 相対性理論 × 渋谷慶一郎
リリースは今年1月だけど、12月に先行配信されたので無理矢理入れました。たとえそれが並行世界の地獄巡りだとしても未来に進むしかない、という決意表明、もしくは「時かけ」の音楽版のようにも聞こえます。
'People' by Radiq
デトロイト・ハウスそのままじゃないかという見方もあるでしょうが、なるべく遠くに直球を投げることの方がハードルが高いと思います。半野喜弘の黒人音楽サイドの集大成。「Movements (Live In 1978)」「Life On The Ghetto Street」が好きです。
http://www.myspace.com/radiq
'ロックとロール (Yasterize MIX)' by やけのはら
熱いです。真っすぐです。清々しいです。等身大のカッコつけないヒップホップ。曽我部恵一のROSE RECORDSのコンピ「Perfect! -Tokyo Independent Music-」収録曲。下記リンクのライヴ・ヴァージョンも熱い。
http://www.dax.tv/?item=2849
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