mnemonic memo
ニモーニック・メモ
2005/09/04
ゼロ年代のゾンビ
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ランド・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット: ジョージ・A・ロメロ 「ランド・オブ・ザ・デッド(Land Of The Dead)」は、ゾンビ映画の本家、ジョージ・A・ロメロによるゾンビ・シリーズ第4作。 冒頭、廃墟の中で歩き回り、ぎこちなく音楽を奏でる物悲しくどことなくユ...
2005/07/31
スター・ウォーズとの長いお別れ
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スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐: ジョージ・ルーカス 「スター・ウォーズ」が完結した。前2作がこちらの期待を裏切る内容だったので、最終作「エピソード3 シスの復讐(The Revenge Of The Sith)」が思いの他よく出来ていたのに驚いた。SWファンの間でベ...
Lost In Translation
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ロスト・イン・トランスレーション: ソフィア・コッポラ ソフィア・コッポラは食わず嫌いだった。前作も見てなかった。90年代を謳歌したスタイル・カルチャーの中で影響力を持つ人物という程度の認識だった。ビースティー・ボーイズは大好きだけどミルク・フェッドやガーリーは隣の出来事だった。...
2005/07/02
スピルバーグの宇宙戦争
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宇宙戦争: スティーブン・スピルバーグ 「宇宙戦争(War Of The World)」は、スピルバーグが「追う/追われる」というサスペンスのエッセンス、「いつどこで襲われるかわからない」という恐怖をストレートに描いて「激突」や「ジョーズ」の頃に立ち返ったような快作。911以降の...
2005/06/24
Batman Begins
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バットマン ビギンズ 特別版 映画「バットマン・ビギンズ」の良かった点。俳優陣の重厚な演技。アクの強い俳優ばかりなので誰が本当の悪役かわからない。ゴシックな佇まいのゴッサム・シティ。CGを感じさせない実写とセットを多用した美術。装甲タンク化したバットモービルを始め、デザインの健闘...
2005/06/18
サイバーパンクという墓標
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ウィリアム・ギブソンが1989年にリリースした「モナリザ・オーヴァドライヴ」を再読する。「恍惚、恍惚がやってくる」(文中ではゴシックの強調体)。スピードの生む恍惚。それがこの時代の美徳だったのだろう。SF的な大仕掛けよりは、魅力的なキャラとガジェットを軽快な筆致で猥雑な近未来の中...
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