2007/10/12

Oto.Hito.E.Kotoba 32

ポップライフ序説


渋谷アップリンク
にて「日曜研究・
ポップライフハッ
クス」というイベ
ントを開催した。

ゲストにシローザ
グッドマン、渋谷
ワルシャワの店長
柳沢祐至氏、雑誌
FADERの西山
伸基氏を迎えた。

ライフハックスは
毎日の問題を解決
する生活術、日々
バグと戦うプログ
ラマー達の造語。

桜が満開な日曜の
午後ポップライフ
=大衆生活の虚実
を探る試みは桜の
木の下には死体が
眠ってるという話
にも似て辛気臭く
ポップをコトバで
伝えようとすると
途端に不自由さの
拘束衣に縛られて
ちっとも弾けない
戦時中のすいとん
を再現したら涙が
出たという美味し
んぼのエピソード
をシロー氏が話す
と場内は爆笑の渦
ポップもすなわち
すいとんみたいに
その人の味の記憶
でしかないのだ。

サブカルチャーは
この国にあるんだ
ろうか?この場合
のサブカルは若者
文化やストリート
カルチャーやアン
ダーグラウンドと
微妙にズレてる。

マンガもアニメも
ポルノもオタクも
レゲエもパンクも
サブカルじゃん!
と反論されるかも
しれない。能天気
にYESとは言え
ない、カウンター
としてのサブカル
は日本で息絶えよ
うとしてるから。

サブカルオヤジが
断末魔の声を上げ
聖☆おじさんで自
分たちを自虐的に
唄う電気グルーヴ
とスチャダラパー
の「まゆつば話の
ファンタジスタ、
ムチャの度合いが
ケタ違い、国家に
たてつく頑固者」
という言葉が現実
をトレースする。

もはやレアな珍品
それがサブカル。

それでも夢見がち
なポップ生活者は
今日も街を行く。

 ポップライフ
 スリルが欲しい
 ポップライフ
 満たされたい
 ポップライフ
 頂上に行けるの
 はほんの一握り
 人生はポップに
 弾けない限りは
 本当の意味では
 ファンキーとは
 言えないんだ
 わかる?
 
 POPLIFE
 PRINCE


●タイトル
アラウンドザワールドインアデイ
●アーティスト
プリンス&ザレボリューション
●プライス
1,080yen

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